クラミジアには潜伏期間がある?

青い薬

クラミジアはクラミジア・トラコマチスという、病原菌に感染する事で発症します。
感染する原因としては性交渉が最も多いのですが、それ以外にも感染者が使用したタオルなどに付着していた菌に触れてしまったという場合も、感染してしまうケースとして報告されています。

菌による感染症の場合、潜伏期間を経て症状が出る場合がほとんどです。
クラミジアの場合、どのくらいの潜伏期間があって症状が現れるのでしょうか。
潜伏している期間は約1週間から3週間程度と言われています。

ただし個人差が大きく、また感染した箇所によっても潜伏期間は変わるようです。
感染したからといって必ずしも発症するとは限りません。
クラミジア・トラコマチスがうつってから、1ヶ月経っても発症しないケースもあります。

発症しなかったり潜伏期間に違いがあるのは、免疫反応が大きく関わっているようです。
クラミジア・トラコマティスには二つの形態があります。
感染型と増殖型という2つのタイプです。
感染型の菌は細胞に感染すると、次に増殖型へと変化しどんどん増殖していきます。

1つの細胞内でこれ以上、増殖できないとなるまで増え続けるようです。
そして細胞内で増殖できなくなると、今度は感染型へと姿を変えて新しい細胞へと移っていきます。
クラミジア・トラコマティスはこのように、感染型と増殖型と姿を変えながら体内で増えて行くのが特徴の病原菌です。

感染してすぐはまだ体内で増殖していない状態ですので、免疫反応が大きな反応を示さないため症状が表れにくく、潜伏期間も体質などによって長くなってしまいます。
クラミジア・トラコマティスの病原菌は、他の菌と比べると細胞の炎症が起こり難い事も、免疫反応が起こり難い原因です。
すでに感染している事に気づかず、パートナーへうつしてしまうケースや、再発を繰り返すケースも少なくありません。
クラミジアを発症したら、きちんと治療を受けて再発しないようにする事が大切です。

クラミジアは自然再発はあり得るか

クラミジアは感染力が非常に強い菌であるため性行為をするのであれば、再発するリスクはあり得ます。
潜伏期間中に気づかずパートナーとお互いに感染を繰り返してしまうケースもあるのです。
また、血中の病原菌が死滅していない場合などは再び症状が現れる原因となります。
しかし、これらは「再感染」や「治療中」もしくは「完治していない」という状態であり「自然再発」とは言えません。

クラミジアはきちんと有効な治療を行えば病原菌が体内からなくなるため自然に再発するリスクはありません。
性病の中には原因となる菌を死滅させる治療法が見つかっていないため完治できずに免疫力の低下などによって再発を繰り返すものもあります。
性病の一種であるクラミジアも同じように再発するものと誤解されている方もいますが、クラミジアにはそのような危険性はありません。

過去にクラミジアに感染した方が「再発してしまった」と思った場合に、可能性して考えられるのは、再感染や完治していないのに自己判断で治療をやめてしまったなどです。
再感染を防ぐにはパートナーと一緒に治療を受け完治することが有効です。
検査によって菌が確認できない状態になればお互いに感染を繰り返すリスクはなくなります。
また、治療を受けただけで治ったと自己判断してしまわずに、きちんと完治したことを検査で確認することも重要です。

自然再発はないものの、感染力の高いクラミジアは再感染する可能性は十分にあり得ます。
再感染による症状の再発に気づかず放置してしまうと不妊症になったり、他の性病にかかりやすくなったりするリスクがあります。
症状が出る場所や婦人科、泌尿器科を受診するとなると、気恥ずかしく病院へ行くのに抵抗があるという方もいますがきちんと治療を受けましょう。